傾斜ボールスイッチをArduinoで動かします。
目次:
今回の目的
ELEGOOのチュートリアル「傾斜ボールスイッチ」(英語版の「Tilt Ball Switch」)を見ていきます。
※チュートリアルの文章(PDF日本語版含む)もスケッチもELEGOOのサイトから無料でダウンロードできました。
「傾斜ボールスイッチ」(チルトボールスイッチ)
器材接続
Arduino直結です。結線はチュートリアル通りですので省略します。
(写真は図2。後述)
スケッチ
言葉にすると、傾斜ボールスイッチのリード端子片方にGND、もう片方にHigh電圧をかけ、High電圧をかけた側がLow電圧を検知する(傾斜ボールスイッチ直立状態)場合にLEDを光らせます(基板実装のLED。アノード(+)にHigh電圧印加)。
スケッチです。
const int ledPin = 13; //Pin#13を"LedPin"とする
void setup()
{
pinMode(ledPin,OUTPUT);//"LedPin"(Pin#13)を出力に設定
pinMode(2,INPUT); //Pin#2を入力に設定
digitalWrite(2, HIGH); //Pin#2にHigh出力
}
void loop()
{
int state = digitalRead(2);
if(state == HIGH)
{
digitalWrite(ledPin,LOW); //LEDを消灯する
}
else
{
digitalWrite(ledPin,HIGH); //LEDを点灯する
}
}
動作
動作させました。傾斜ボールスイッチの角度を変えるとLEDの点灯・消灯が変化します。
所感
傾斜を検知するセンサ、と聞くとなんとなく苦手意識を感じておりました。
ですが、今回の「傾斜ボールスイッチ」はまさに「傾斜」でON⇔OFF切り替える「スイッチ」。意外と簡単なものもあるのだと体感しました。
簡単だからこそあなどらず触れて慣れていきたいものです。
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