ステッピングモータをArduinoでリモコン制御①チュートリアル通りに動かす

2022/08/15

Arduino ULN2003A ステッピングモータ 赤外線受信モジュール

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ステッピングモータをArduinoでリモコン入力を使って動かします。

 目次:

今回の目的

ELEGOOのチュートリアル「リモートでステッピングモータを制御する」をチュートリアル通りに動かします。

※チュートリアルの文章(PDF日本語版含む)もスケッチもELEGOOのサイトから無料でダウンロードできました。

Download ⇒「Arduino Kits & ~」⇒「UNO R3 Starter Kits」⇒ 「ELEGOO UNO R3 The Most Complete Starter Kit」 からダウンロードリンクに辿り着けます。


使用する部材

今回はこれまでの記事で紹介済みの部材のみで構成しますので、それぞれの詳細は以前の記事に譲ります。

1.ステッピングモータとドライバモジュール

ステッピングモータ「28BYJ-48」とドライバモジュール「ULN2003A」です。


図1.ステッピングモータ(28BYJ-48)

「ステッピングモータをArduinoで動かす①チュートリアル通りに動かす」-「1.ステッピングモータ」



図2.ステッピングモータドライバ(ULN2003A)

「ステッピングモータをArduinoで動かす①チュートリアル通りに動かす」-「2.ステッピングモータドライバ」


2.電源モジュール

Arduinoでは供給しきれない充分な電力をモータに供給するためのモジュールです。


図3.電源モジュール


3.赤外線受信モジュール

リモコン信号を受信するモジュールです。


図4.赤外線受信モジュール
「赤外線受信モジュールをArduinoで動かす①チュートリアル通りに動かす」-「赤外線受信モジュール」


機材接続

家庭用電源100VからACアダプタを電源モジュールへ繋ぎます。

PCのUSBポートに繋いだArduinoと、電源モジュールのラインをドライバモジュールに繋ぎ、ドライバモジュールにステッピングモータのハウジングを挿します。

この前回と同じ構成に、赤外線受信モジュールをArduinoに繋いで加えます。


図5.機材接続


スケッチ

スケッチもライブラリも読解しきれなかったので詳細は省略です。

ライブラリ「Stepper」「IRremote」を使用して、受信した信号のコードで分岐、順逆いずれかの1回転に割り当てております。

ステッピングモータを制御する「Stepper」もそうですが、赤外線受信リモコンを制御する「IRremote」の方も理解できませんでしたので、以前の記事ではどうしたのかと振り返りましたが、案の定、読解を諦めておりました。

↓↓↓以前に赤外線受信リモコンを扱った記事↓↓↓

「赤外線受信モジュールをArduinoで動かす①チュートリアル通りに動かす」


動作

動作は前述の通り。リモコンボタン2種類に対応して順逆1回転の動作です。

雑な方向からでもリモコンボタンを押せば赤外線受信モジュールのLEDは点滅するのですが、ある程度モジュールに向きを合わせないと制御に至らないことが多いようです。

動作を受け付けていることを示すよう、これこそシリアルモニタ等で表示させた方が分かりやすいかもしれません。


図6.動作(写真では表現できませんが動いてます)


所感

前回の構成に赤外線リモコンをスイッチとして加えた内容です。可能性の広がりを示してくれた、とも言えますが、使用する未読解ライブラリが増えた分だけ未消化の部分も増えました。

現実問題として、今後Arduino(に限らずマイコン全般)で使用するライブラリをすべて読解し尽くすこともできないまま進めざるを得ないのでしょうが、電子部品(ステッピングモータにせよ、赤外線受信リモコンにせよ)を学習する目的である以上はこの点どうにかしなくてはなりません。

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