目次:
経緯
業務で幾種類かLEDを扱っておりますが、あまり理解してないので手近なところから触れて補います。
7セグメントLEDとは
7つのセグメント(segment:切片、部分)で1つの数字を構成したLEDによる数字表示器です(一部の文字も表示可)。
セグメント毎のLEDを個別に点灯・消灯して0~9の数字を表現できるばかりか、ある程度アルファベット(A、C、F、...)も表現することができます。
"7セグメント"の他にも"9セグメント"、"14セグメント"、"16セグメント"などの構成もあり、セグメント数だけLEDが使われることになります(実際は"7セグメント"と称しながらもドット(「D.P.:デシマルポイント」)1つ加えて8つのLEDで構成していたりするのですが)。
セグメントによる数字表示はLEDに限らず電球なりパネルなりで昔から使われておりますが、セグメントLEDは小型で便利に使えるので部品として広く出回っております。
構造はアノード(+)、カソード(ー)のいずれかをひとまとめにした(それぞれ「アノードコモン」、「カソードコモン」)LEDの塊です。それぞれのLEDがそれぞれのセグメントを担当しており、各LEDの非共通側の端子(アノードコモンならカソード、カソードコモンならアノード)に適切な電圧を与えることで各LEDを点灯・消灯する運用になります。
手元の7セグメントLEDを見る
ELEGOOのArduino UNOスターターキットに付属しているものを見ました。
7セグメントLED(端子①~⑩、セグメントA~G、D.P.)
購入元であるELEGOOのWEBサイトから、7セグメントLEDを含むキット内容物をArduinoで動かすためのスケッチとチュートリアルの文章(日本語あり。直訳気味ですが充分)がダウンロードできましたのでそれを参照します。
※Download ⇒「Arduino Kits & ~」⇒「UNO R3 Starter Kits」⇒ 「ELEGOO UNO R3 The Most Complete Starter Kit」 からダウンロードリンクに辿り着けます。
・カソード(-)コモン
・カソード(-)端子:③⑧
・アノード(+)端子:①②④⑤⑥⑦⑨⑩
・セグメント-端子対応:A-⑦、B-⑥、C-④、D-②、E-①、F-⑨、G-⑩、D.P.-⑤
※セグメントと端子の番号は上記写真に記入しました
。。。最大定格とか電気的特性の情報は皆無です!
印字されている「5161AS」で検索すればいくつかのメーカの情報が出てくるのですが、これがどのメーカのものか不明のため確証がつかめません。
VF測定。ついでに光りました
手持ちのマルチメータにダイオードの順方向電圧VFを測定する機能があったので測ってみました。
1.0V~2.0Vといったところですが、同じLEDを測っても再現せず、ばらつき過ぎであてにならなさそうです(全セグメント光ることはわかりました)。
となれば冒険せずにELEGOOのチュートリアルに従って回路を組んだ方が良さそうです。
リンク
次回の記事 → 7セグメントLEDをArduinoで動かす②スケッチを読み解く
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